大阪のシティーホテルでの高校の宿泊クラス会

大阪出身で、ずっと大阪に住んでいると友人や部下の結婚式等でシティーホテルを利用する事があっても、宿泊する事はほとんどありません。 そんな大阪のシティーホテルで高校時代のクラス会を開催し、大阪から離れている人の参加を増やすために、日帰りではなく敢えて全員宿泊という企画を幹事として行いました。 宿泊にする事で、大阪在住の女性の参加が減るのではと言う意見もありましたが、参加を募ると何と、20数名を集める事が出来ました。例年は大阪在住者中心に10名余りだったのが、意図した様に参加者を大幅に増やす事が出来たのです。

大阪の学校では

すでに50歳を過ぎた私達ですが、母校は在籍していた30数年前には、ホームクラストレッスンクラスと言う2つのクラス分けがありました。進学校であった事もあり、2年生から理系と文系にレッスンクラスが分かれていました。 こうしたクラス分けをすると理系には女子はほとんどいなくなる事から、遠足や体育祭等の行事はホームルームで行い、男女共学の状態を少しでも保とうとされた制度になっていました。そして1年生の時に同じクラスで学んだそのままのメンバーで3年間、ホームルームは変わらなかったのです。 従って、元々クラスに対する帰属意識が強く、毎年の様にクラス会は開催され続けて来たのです。しかし大阪に暮らす人は半分足らずとなっており、例年は参加者が10名余で、しかもメンバーが常に同じ顔ぶれの傾向が強くなっていたのです。

帰りに空いている部屋も見学しマットレスやお風呂も素敵

こうした状況を変えるために、敢えて大阪の名のあるシティーホテルで開催したのですが、それが大当たりしたのです。 15時から、参加者が集いだし、それぞれ宿泊するツインの部屋に一旦入り、その後はロビーラウンジで到着する参加者が次々と集い、プレクラス会で賑わい始めました。 そして定刻に宴会場でクラス会を開催し、いったん解散して部屋に戻り、今度は高層階にあるバーラウンジに集い、楽しい時間を過ごしました。 参加者の意見を聞くと、女性は一流シティーホテルの料理が楽しみで喜んで参加した声が多くありました。また大阪以外の所から駆けつけてくれたメンバーの意見としては、日帰りだと3時間足らずのクラス会の為に、往復の交通費がもったいない様に思えるけれど、宿泊で次の日に久しぶりに大阪の街をぶらぶらするのも良いかと思ったというのが多くありました。 中高年となり、子供も独立し、少し余裕が出来る年齢に差し掛かれば、出身都市での宿泊のクラス会も良いものだと改めて感じました。帰りに空いている部屋も見学しマットレスやお風呂も素敵でした。